ロエベ財団国際詩歌賞の歴史

現在ではスペイン国内で最も名声のある詩歌賞となった、ロエベ財団の国際詩歌賞。これは、1988年、ロエベ財団の当時会長であったエンリケ・ロエベ、詩人のルイス・アントニオ・デ・ビリェナ、そして編集者のヘスス・ビソルがともに開始したものです。

賞の審査員を務めた人物として、フアン・ベネット、ホセ・イエロ、オクタボ・パス、カルロス・ボウソニョ、パブロ・ガルシア・バエナなどが挙げられます。

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賞の審査員を務めた人物として、フアン・ベネット、ホセ・イエロ、オクタボ・パス、カルロス・ボウソニョ、パブロ・ガルシア・バエナなどが挙げられます。

新しい批評の出現や、芸術的表現を伝えるコミュニケーションプラットフォームの増加に伴い変化を遂げてきたジャンルの発達に、賞は本来のアイデンティティを失うことなく、継続的に貢献してきました。 

そのため、賞の歴史を探るには、スペインにおける詩そのものの年代記をたどることが重要となるのです。

過去30年間の受賞者を知る

ベン・クラーク

ベン・クラーク(1984年イビサ出身)は数作の詩集を出しており、代表作として挙げられるものに、「Los hijos de los hijos de la ira」(2006年に第21回イペリオン詩賞受賞、2017年Delirio社出版)、「Cabotaje」(2008年Delirio社出版)、「Basura」(2011年Delirio社出版)、2014年に「City of Palma Joan Alcover詩賞」およびRNEの「El Ojo Crítico詩賞」を受賞した「La Fiero」(2014年Sloper社出版)、そして「Los ultimos perros de Shackleton」(2016年Sloper社出版)などがあります。ベン・クラーク(1984年イビサ出身)は数作の詩集を出しており、代表作として挙げられるものに、「Los hijos de los hijos de la ira」(2006年に第21回イペリオン詩賞受賞、2017年Delirio社出版)、「Cabotaje」(2008年Delirio社出版)、「Basura」(2011年Delirio社出版)、2014年に「City of Palma Joan Alcover詩賞」およびRNEの「El Ojo Crítico詩賞」を受賞した「La Fiero」(2014年Sloper社出版)、そして「Los ultimos perros de Shackleton」(2016年Sloper社出版)などがあります。

2017年には、詩集「La policía celeste」で第30回ロエベ財団国際詩歌賞を受賞しました。